精子凍結保存
男性の将来を見据えた人生設計
機能低下から精子の老化について
『不妊症』の場合、以前は女性側だけの問題と思われがちでしたが、実際には、不妊に悩むカップルの約半数に男性側にも問題が見つかる(男性不妊)ことが、一般にも知られつつあります。
さらに、加齢にともない、精液量が減る、運動率や精子の正常形態率が低下する、精子DNAの断片化の比率が加齢とともに上昇するとの報告もあります。
そこで最近では、男性にも「年齢的に若いうちに精子を凍結保存しておきたい」という希望を持たれる方が、未婚・既婚によらず、見受けられるようになってきました。
そのような臨床的な要望に応えるべく、私たち『おち夢クリニック名古屋』では、社会的適応での精子の凍結保存を実施しております。
親になる未来のため。
様々な「もしも」に今、備える
対象
- 男性
初診時の年齢が50歳未満
凍結保存期限は60歳までとなります。
未婚・既婚は問いません。
精子凍結までの通院スケジュール例
- 1. 初診
- 必要な各種検査(感染症等)・精液検査を行い、初診当日にそのまま凍結保存します。
- 2. 再来院のケースも
- 液量等が少なく複数回にわけて精子を凍結する場合は、後日再度来院し精子を採取及び凍結保存
- 3. 凍結保存開始
- 凍結完了後は、1年ごとに凍結保存の更新希望を確認して、更新希望の場合は、保存料をお支払いいただきます。
費用
- 初診時(精液検査及び感染症等の血液検査)
15,000円~35,000円 - 凍結保存料
33,000円~38,000円 - 凍結保存更新料(1年ごと)
33,000円
予約方法
こちらから初診予約をお取りください。
初診時から治療・検査が開始となりますので、「将来的に精子凍結を考えたい」、「相談だけしたい」などの場合は、「オンライン診療」や「個別相談会」をご利用いただきますようお願い致します。
持ち物
- 健康保険証
印刷環境がある方は「問診表」をダウンロード・印刷後、記入してご持参ください。
印刷できない場合は、当日受付にて記入いただきますので来院時間の15分前にお越し願います。
注意事項
- 治療は全て自費治療となりますので、健康保険の適用はありません。
- 射精障害等で射精できない場合等は、凍結保存することができません。
- 過去にパイプカット等をしている場合、精子の回収が困難なため、凍結保存をすることはできません。
- 精子は、凍結すると融解時に一定数が死滅したり、運動性を失ったりすることになりますので、液量等の精液検査の結果次第では、複数回精子の凍結をすることを検討する可能性があります。
- 凍結保存した精子を用いて挙児を希望される場合、パートナーには将来的に不妊治療を受けていただく必要があります。
「プリンセスバンク」と提携しており、将来転居等により当クリニックでの不妊治療ができない際の対応も可能となっておりますので、来院の際保存管理についてもご相談ください。