胚移植後の診察・転院
胚移植後、受精卵が無事着床し、順調に成長していくとご懐妊となります。 当クリニックでは、妊娠8週目まで診察を行い赤ちゃんの成長を見守ります。 当クリニックには出産設備がありませんので、9週目以降は他院にて通院、出産の準備をしていただきます。
妊娠判定
当クリニックでは妊娠確認は、4細胞期胚移植(初期胚)移植の場合は移植後12日目、胚盤胞移植の場合は移植後5~7日目(それぞれ妊娠3~4週目に相当します)に来院していただき、採血によるホルモン検査にて行います。ホルモン値により妊娠(この時点では化学的妊娠)と判定できた場合は、その後5日~7日間おきに来院していただき、超音波検査とホルモン検査で経過観察を行います。
転院先について
通常、胎嚢確認は妊娠5週目頃、心拍が確認できるのは6~7週目頃になります(個人差があります)。
当クリニックでは、産科への転院のための紹介状を妊娠8週目頃にお渡ししています。転院先の病院によっては分娩制限を設けているところもございますので、5~7週目ころには転院先をご検討いただき、場合によっては転院先の病院にお問い合わせいただくことをおすすめします。